前編では、16年ぶりに再開したエターニアの旅で、二つの目的を設定しました。
一つは、キールに会う前に旅の資金として10万ガルドを貯めること。
もう一つは、インフェリアにいる間、つまりセレスティアへ渡る前に闘技場で難易度をハードモードにしてクレス&アーチェを倒し、エターナルソードを手に入れること。
後にマニアモードにし、リバースドールの使用個数を減らし、行動を最適化させ、いかに短時間で倒すかに集中することになるのは別のお話で、、、
前編はこちら↓

そんなこんなで
ついにエターナルソードを手に入れるために闘技場へ挑戦します。
ステータスはこちらです。
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アーチェを倒してブチギレたクレスの攻撃力がパワーアップしてもやることは変わりません。
ジリジリ自動回復したり足速くしたり
そして、、、
クレス&アーチェを撃破。

目的達成です。
エターナルソードを手に入れました。
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ここで、ふと思ったことがあります。
エターナルソードを手に入れる。
クレス&アーチェを倒す。
これから一生、エターナルソードよりも強い武器を探すために時間を使ったり、購入するためのお金を使ったりする必要がなくなる。
もちろん、ゲームの中には一部でエターナルソードより強い武器も存在します。
斬りなら最強クラスのガイアグリーヴァ。
突きならグングニル。
だから、エターナルソードを手に入れたからといって、他の武器がすべて必要なくなるという話ではありません。
特定の目的なら、別の武器を使ったほうがいいこともある。
でも、基本となる武器としては、もう十分。
だったら、これ以上「もっと強い武器はないか」と探し続ける必要はない。
そこで、現実のことを考えました。
これって、妻にも似ているんじゃないか?
妻と付き合って、一緒に同じ時間を過ごす。
これから一生、妻以外の人と恋愛をするために時間を使ったり、誰かと一緒に過ごすためのお金を使ったりする必要がなくなる。
もちろん、世の中には魅力的な人がたくさんいます。
自分の中に何らかの願望があって、それを満たしてくれる人もいるかもしれない。
でも、それと「だから別の人を探さなければならない」ということは別なんですよね。
エターナルソードを手に入れたからといって、他の武器の存在が消えるわけではない。
妻と一緒に生きると決めたからといって、世の中から他の魅力的な人がいなくなるわけでもない。
ただ、自分自身が「ここが最終地点!これで十分だ!」と決めたことで、探し続ける必要がなくなる。
今回、エターニアを16年ぶりにやり直していて、一番大きかった気付きは、ここだったのかもしれません。
「最強のものを探し続ける」ことより、「自分にとって十分なものを見つける」こと。
単に妥協ではなくて、これ以上にない最終地点という意味です。
そして、その十分なものが見つかったなら、今度は探すことではなく、それと一緒に過ごす時間を大切にする。
前編では、ラシュアンでの暮らしについて、こんなことを考えていました。
「今の生活が続けばそれで十分。」
今回の旅を最後まで終えてみると、この言葉がゲーム全体を通して自分の中に残っていたように思います。
10万ガルドあれば当分困らない。
それ以上に貯まっても、必要以上に使わない。
エターナルソードがあれば、基本的には武器に困らない。
それ以上に強いものが存在していても、それを追い求める必要はない。
そして、自分にとって大切な人と一緒に過ごすことを選んだなら、他の誰かを探し続ける必要もない。
もちろん、何でも「一つあれば十分」と考えればいいという話ではありません。
人生には、もっと良いものを求めたほうがいい場面もあります。
より良い仕事を探すことも、より良い環境を目指すことも、もっと成長することも悪いことではない。
ただ、自分にとって十分なものを手に入れた後も、際限なく「もっと、もっと」と探し続ける必要があるのか。
今回のエターニアでは、そこを考えさせられました。
「最強のものを探し続ける」より、「自分にとって十分なものを見つけて、それを大切にする」。
もしかすると、自分が欲しかったのは最強の武器そのものではなく、これ以上探し続けなくてもいいという安心感だったのかもしれません。
お金もそう。
武器もそう。
人間関係もそう。
自分にとって必要なものを見極めて、必要な分だけ持つ。
そして、それが手に入ったなら、今度は探すことではなく、それと一緒に過ごす時間を大切にする。
そんな生き方もあるんだなと。
16年ぶりにエターニアを最初から最後まで遊び直して、ゲームの中のリッドを操作しているうちに、いつの間にか自分自身の生活まで振り返ることになりました。
小学生の頃は、ただ夢中になって遊んでいたゲーム。
社会人になってからPSP版を買った時は、懐かしい気持ちで序盤を少し遊んだだけ。
そして16年後。
まさか、こんな形で自分の人生について考えることになるとは思いませんでした。
ゲームはゲーム。
今回の気付きだって、実際のゲームから自分に都合よく拡張されたものに過ぎません。
それでも、自分にとっては十分意味のある旅でした。
旅の途中では、10万ガルドを目指した。
闘技場では、クレス&アーチェに勝つために修行した。
そして最後には、エターナルソードを手に入れた。
これで旅の大きな目的は達成。
終わり終わりっと!
長かった16年ぶりのエターニア生活も、これにて終了です。
でも、ゲームの中で得たこの感覚は、これからも自分の中に残っていく気がします。
「今の生活が続けばそれで十分。」
16年ぶりにエターニアをやり直して、最後に辿り着いたのは、結局この言葉だったのかもしれません。
ありがとう、エターニア。
