終わらせるには早過ぎる、でも楽になりたい。
だから一度きりの人生を終える前に通ってみた。
これが現時点で最適解と判断した自分にできる最後のシナリオ。
「うん、悪くない。」
全捨てよ、リセット。
自分の本音と向き合わずに始めたような動機からの行動やお金を手放すだけの心底無意味でしかない物欲。
脳内でほとんどのことは自己解決が可能だと悟った。
全て持っているけれど何も持っていない。
イメージできるものはこの脳内に存在しているけれど、イメージできないものは存在していない。
最初から存在していなければわざわざ探すこともなく知ることすらもない存在。
興味本位による突発的な行動も悪くはないけれど、振り回されたら事実として自分の生命時間=ライフポイントが削られていく。
夢から覚めた時が一番、そう強く実感した。
やることやらないこと、全てリセットすることが自分にとって必要なこと。
前進するためには中途半端に繋いでいるものは手放さないといけない。
思い出は思い出、良い場面のまま
そのまま、思い出のままで完結させると終わり方が美しくなる。
好きなものは好きでいいんだけど、無理に嫌いになる必要もないんだけど
自分の勝手に抱いた「あんなに好きだった時の感情は何だったの?」となる。
音も字も絵も人も
すべて、そう。
ここまで来るとこれまでの人生のリセットが完了となる。
感情まで捨てられればもう振り返る必要もない。
苦しみよりも気楽さを選び、世帯所得控除額内で稼ぐ。
いわゆる最低生活維持費を持つ必要がある。
それも毎月キープ。
事業所得と給与所得。
低所得者向けの給付金などは非課税所得。
住んでいる場所によっては住民税の控除額が異なるからそこは要注意だ。
どれだけお金を使わないで済ませられるかってゲームを始めてそれを楽しめられるなら良いよね。
そう言ったお金を使わないことが趣味の1人暮らしならかなり低めな所得でもいける。
自分の場合は世帯数が1人ではないため、その所得控除額の枠がそこそこ広がっている。
サラリーマンの時だったらこの生存戦略など見向きもしなかったが、その当時の自分が得たかった自由を今の自分はもう手にしている。
掴むことに成功したんだ、時間的自由を。
何をするのも自分の自由。
法の範囲内であることと、他人にあからさまな危害を加えない限りは何でもやっていい自由。
そして
働き方を自分の意志でコントロールできる自由。
自分の望んでいた自由とはその程度の自由だった。
お金の作り方も、自分でお金の流れ道を考えないと定期的に口座に振り込まれないことを思い知った。
現状だと経済的自由からは少し離れているが、倹約生活に楽しさを感じ始めてからは苦しくなるまで働いたりしなくて良くなった分、低資産をキープできれば今の生活でも充分幸せを実感できている。
資産がある状態とは
ないよりマシ、万が一しばらく労働できなくなっても生活維持には安心できる
と言う状態なので
自分にとって使い切れないほどの大きな資産形成は諦めた。
究極の奥義を言うなら
この世に何も遺さないこと。
自分の生に終わりがやって来た時、資産と負債が存在したとする。
相殺して多少資産が余るならそうして、負債が上回るなら相続放棄を望むと言うこと。
それは相続人に対して迷惑を掛けない必要があるから。
ただし、命ある限り、伝えられることは模範となって直接伝えておくことで同じ道を歩むことを避けるチャンスを与えられる。
失敗する方法や上手くいくためのチャンスを掴む方法など。
役に立てられそうで伝えられることは全て伝えておくこと。
今からでもそうしておくべきだ。
生活維持を保証できたらゲームクリア
生活基盤が整い、資産形成も順調となった。
RPGのゲーム内通貨のように、使わないお金を貯める道のりが目標値まで達成し、ついに果たされた。
この状態をキープし続ければ生活苦に陥ることがなくなると確約できる。
しかし、人の生活の仕方は様々
家族の在り方も様々だ。
よく思うのは、その人間の生き様は死に様を、死に様は生き様を反映するのだろうと。
「うん、悪くない。」
そう思える人生を自分が自己満足に歩けば良い終わりを迎えられる。
参考までに。