今回は通行人がモノを買う心理・瞬間について詳しくご紹介します。
国内バスキング・イベント等で1人独学で物販し場数を踏み培ってきた経験からある共通点に気付きました。
目次
結論:お互いの心の距離がグッと近付いた瞬間
見かけない顔に聞いたこともない名前。
一体あなたは誰ですか?
物販開始時はこの状態からスタートすることになります。
ゼロスタートってやつです。
タイトルにある通り、この時点では無一文からの物販。
もちろん用意した作品・材料費を除いてですが。
物販に必要なのは、ライブペイントをする想定でパフォーマー・販売員・現場監督が必ず必要になります。
しかしその全てを1人でこなすことになるわけですね。
トイレ休憩もなしです。
厳密には貴重品だけ持って現場を後にする他に、お隣の出店者さんとコミュニケーションを取り仲良くさせてもらってる前提で協力を得たりしてますw
稀に顔見知りの友人や親切過ぎるお客さんに協力していただけるケースもあり!
毎度毎度、感謝の気持ちしかありません。
そんなこんなで人との距離感を詰めていくことは自分にとっても相手にとってもメリットしかないと悟りました。
ごく稀に例外の壁にぶち当たることもありますが、関わる人の見極めは大事ですね。
通行人→お客さんに変える唯一の方法
すでに集客できてることが大前提の物販ならまだしも、独学でしかも1人でやるわけです。
何を販売するにしても並大抵のことではないんですね。
知名度があるわけでもなく、物販することを誰かに強制されてるわけでもなく。
おまけに元コミュ障からのスタートというw
そんな僕ですらできたんですよ、1人物販。
なかなか通行人が止まってくれるわけもなく時間ばかりが過ぎてって物販初心者にありがちですが。
しばらくするとあることに気付いたんですよね。
それは、
通行人を目で追うだけで何もアピールをしていなかったってこと。
その状態から
→いらっしゃいませ、どうぞお手にとってご覧ください。
と、声掛けをするように変えたんですね。
ポイントは、
- 半径2mに入ってきた瞬間
- 終始にこやかに
- 手は後ろに組み堂々と
- アイコンタクトであなたに伝えてますアピール
それにより、通行人→立ち止まって作品を見てくれる人に変化できました。
ちなみに、そこで素通りされればこちらに興味がないってことなので、そのままにこやかに次のターンに移りましょう。
1人立ち止まることで、次から次へと興味を示す人が増えていくので即時に集客したい人は、その状態になることを目標にするといいですね。
人って焦るとどうしても表情・声・態度に表れてしまいます。
そうなると焦りの感情が相手にも伝わってしまうのでここは一旦落ち着きましょう。
リラックス、リラックス。
お客さんが作品に興味を示したらこちらも興味を示してるアピールをしよう
通行人に出店の存在を無事アピールすることができ、お客さんとして無事立ち止まってもらうことができました。
この時点では大多数の方が作品に一通り目を通してくれるようになります。
実は物販時のターニングポイントがここで発生します。
止まっているだけではそれ以上何も進めません。ただ黙っているだけではお客さんを困らせてしまいます。
能動的にこちらから動いていきましょう。
ポイントは、
- 両手を前に添える(ホテルのフロントマンの丁寧さをイメージ)
- どの作品にどんな反応を示すか耳を立ててその時を待つ
- 反応があった時は、まず肯定の意思表示を示し次にその作品についてのストーリーをお伝えする
- ずっと無言ではなく、当たり障りない会話を少し挟むとお互いの緊張感がほぐれ話しやすくなる
人って相手に興味を持ってもらえると会話が弾むんですよね。
「今日のお昼は何食べました?」とか「その身に付けてるデザイン素敵ですよね!」などと、こちらも相手に興味を示してるアピールをするのは大事ですね。
褒められてイヤな顔する人はいませんからねw
「これ、めっちゃ好きです!お願いします!」最高のお客さんの見極めはあなた次第
経験上、よほどの素晴らしい作品でも値付け設定で買うことを諦めてしまうお客さんも少なくないです。
僕が他の出店者さんの様子を見て回った時にものすごく感じましたから。
しかし、それは物販する側が気にすることではないんですね。
あまりにも出店環境に相応しくない価格で値付けするのはお門違いですが、当の出店者はやはり生活が掛かっていますからね。
命からがらやる物販だからこそ、その真剣さを受け止めてくれるお客さんに出会えるわけなので。
自身にとっての最大の価値をあまりにも低価格にし過ぎて赤字になってしまえば誰もハッピーにできませんからね。
売り手も買い手も見極めは本当に重要ですよ。
物販は常連さんの支えがあまりにも大きい
作品を手に取ってもらえたお客さん。
顔と初めてお会いした場面はいつも覚えています。
物販していない日こそ、お客さんの特に常連さんに対して喜んでもらえることは何かできないかな?と考えているんですね。
手に取られた作品や会話から好きな傾向を汲み取り、より喜んでもらえそうなイメージトレーニングを描く。
また次の出店に足を運んでもらえるかは分からずでも、こう考えることによってサービスの質が間違いなく向上するわけですからね。
物販において常連さんの支えはあまりにも大きいんですから。
誠にありがとうございます。