工場現場で働く人に可愛いさやカッコ良さは求めてないですよね。
自分らしく生きたい。
けれども職探しで現在悩んでいるという人に最後まで読んでいただけたらと思います。
※現在僕が人を雇っているわけではないので、ここから先はあくまでもかつて僕が工場労働者であった視点と個人事業主が今後人を雇ってビジネスを回すとしたらって視点でお話しします。
事業によって求められる人材の違い
モノを生産するためには仕入れ費用・材料・方法に加えて労働力が必須です。
労働力については生産するのが人か機械かの違いがあるだけで、経営者視点でみたら目的のモノさえ作ることができればわざわざ人に拘らなくてもいいわけです。
なぜなら労働者の採用には時間が掛かるしリスクが付きものであるから。
どんなに容姿が優れていても工場労働者の現場仕事に相応しいかは別問題。
採用の判断基準としては労働力になるか否か。
つまり目の保養になる人じゃなくてもいいんですよね。
可愛くなくてもいいし、カッコよくなくてもいい。
むしろそれよりも清潔感や礼儀正しさ、企業への絶対的な服従心と勤勉さがある人材を求めてる。
仮に労働力にならない人材を採用したところで利益を出すことは愚か、欠員が出始めたらもう大変。
求人広告によくある通り、工場生産は基本三交代制のシフト勤務で24時間フル稼働のところが多くあります。
シフトは現場毎に必要最低限の人員で配置されているのでその時間帯に代わりの人は基本いないものなんですよ。
かといって工場ラインを停止するわけにもいかない。
なので、たとえ1人でも急な休みが発生するとその前後の時間帯に勤務している人がカバーせざるを得なくなるというリスクがあります。
いわゆる早出・残業と呼ばれる対応が必要になるわけです。
現場管理者だけでなく現場で働く労働者にとってもそれはそれは大変混乱することになりますね。
経営者としては利益を出すためにヒトを雇うリスクを背負うか、機械設備に多額の費用を投資するかを慎重に考えるべきところ。
経営者自身が現場にいなくてもビジネスが回る仕組みさえ構築してしまえば365日まるまる時間が空き、更なる利益拡大、別事業の展開に進めるわけですね。
仮に、アイドルを武器に事業展開しているとしたら、採用するべき人材はそれこそ容姿に優れた方がいいわけです。
注目度が高く視聴率も取れる、なんなら物販でも始めれば好きなファンの応援が集まり飛ぶように売れる。
アイドルは可愛いだけじゃなくキャラ設定やファンとの距離感に応じて伸び率はいくらでも可能性があると言える。
固定ファンが付けばなんでも売れる、とはうまくいくものではないにしても、工場生産とは全く異なる事業ですからここでしか生み出せないものがあるわけですよね。
あなたはどの働き方が得意?
それぞれの事業によって求められる人材が異なるのが現在の世の中。
世間のニーズに応えられる事業展開をすれば利益は必ず出せる。
加えて、利益が出せる再現性のあるパターンを仕組み化することができれば誰にでも事業は始められるってこと。
ヒトの働き方を大きく分けると実はこの4つに分けることができます。
【ヒトの4つの働き方】
- 自分の時間を使い労働者「A」(アルバイト・パートなど)
- 自分の時間を使い労働者「B」(自営業者・個人事業主・フリーランス)
- 利益を生み出す仕組みを作り事業を回すビジネスオーナー
- 資本を投資して他人を利用し利益を得る投資家
どの働き方にも人によって適正があるので得意とする側に立てばいいだけの話ですね。
ちなみに、労働者A・Bの違いとしては企業に雇用されて働くアルバイトやパートが「A」で
自営業者・個人事業主・フリーランス、言い方は様々ですがこちらが「B」に該当します。
自分の意思決定ができるのは「B」ですね。
自分で事業を始めるわけですから当然といえば当然ですがw
仕事を業務委託するとなれば相手企業との関係が発生するので必ずしも自分の意思決定が通るとは限りません。
ビジネスオーナーは自分が現場にいなくても事業が回せるように仕組みを作ることで、他力で利益を生み出すことができます。
時間に融通が利きやすく、空いた時間を別事業の展開に充てて、更なる利益追求もできるため戦略ゲームが得意な人にはもってこいの働き方ですね。
4つ目の投資家は簡単に言うと
将来価値が上がりそうなものにお金を投入し、そこから継続的に利益を得ようとする人
【投資家とは】機関投資家や海外投資家の種類も簡単に理解!
個人・機関・海外の3種類に分けられて、投資先としては株式・不動産・通貨などがあります。
資産がない人は必然的に投資家は除外になりますが、投資家とはどういうものなのかと勉強してみるといいでしょう。
他の3つの働き方とは全く異なる性質があるものと理解することができるので知っておいて損はありませんね。
自分らしく生きるための方法としては、企業に雇用されて働くだけではないことがわかったかと思います。
そして、
自分が時間を使い労働者として働く以外にも、利益を生み出す再現性のある仕組み作りをしてビジネスを回すという働き方があり、戦略ゲームが得意な人であれば着手するのにそこまでハードルが高くないってこともわかっていただけたかと思います。
ご参考にしていただけたら幸いです。