休憩ついでに目蓋を閉じて、無人島へ行ってきた話。

※当サイトには広告が含まれています。

生まれつき目が見えなかったり、事故や病気で視力を失った経験はないですが、人って目からの情報量が他の感覚器官と比較すると圧倒的に多いじゃないですか。普段から2つの目を頼りにして成り立っている生活から一時的にその光を遮断する体験をしてみました。

目蓋を閉じると見えた世界

朝起きてシャワーを浴び、お風呂から出て濡れた髪をタオルドライするところから始めました。目蓋を閉じたら初めは真っ暗でした。「やっぱ、何も見えないな、でも家の中は体感覚で覚えてるでしょ!」ってノリだった気がします笑

その後、最近無人島に行きたいと思っていたからか島が見えてきたんですね。サバイバルというか、目の前の日常を変えたくて自然の中に行きたいって。宇宙から見たら「あなた、既に地球と言う自然の中にいるでしょう?」って突っ込まれそうですが。笑

だんだんとモノクロだった島に色が付いてきたような感じがして、静かな波の立つ音だったり、鳥の声まで聴こえてきました。それって妄想や想像でしょ!?と言われたらせっかくの話が終わってしまうのでノーコメントですが。

話を続けます。不思議なことにこの島が無人島に感じたのはなぜか?人が誰もいなかったんです。正確には浮かんでこなかっただけですが。ちなみにこの時に体の方は壁伝いにドライヤーのコンセントを手に取って差し込み口を探しています。笑

研ぎ澄まされた聴覚と日常の雑音

よくよく振り返ってみると、さっき鳥の声が聴こえたって言ったんですが、家の近くでよく聴こえてくるやつでした。笑 目蓋を閉じるともはやどっちが現実なのか分からなくなりそうな位置に意識がある感じでした。

しかしドライヤーのコンセントを差し込み、髪を乾かし始めると、鳥の声が全く聴こえなくなったんですね。なんかもの凄く残念な気持ちになりました。目蓋を閉じてさっきまで無人島にいたはずが、ドライヤーの音が雑音となって急に日常に引き戻された感じで。

まだもう暫くはこの無人島にいたいと思ったので、髪を乾かし終えた後も目蓋を閉じ続けました。この先に何かあるかも?ってnorimisoさんお得意のノリで続けることにしました。笑

場面は浜辺にいるところで、その浜辺から森の奥へと進むと、川を見つけたんですね。天気は晴れの設定で時間帯の概念は全くなかったです。色はあったけどモノクロかと言われたらそうかもしれないし、証明する術はないんですが。

この川を渡ることもできるけど普通なら渡れないよな〜?と思い上を見上げると小さな月がありました。感覚はまるでキャンプの夜みたいでした。「明日帰るんだな〜っ」と。

日常から離れてその有り難さを知る、そして

ここで閉じ続けていた目蓋を開き、顔を洗います。日常に戻ってきた、と。

この無人島に来て感じたことがいくつかありました。時間は有限でいつ自分が亡くなるかわからない。意識がフッと途絶えて誰にも気付かれずに亡くなるかもしれないし、広い意味で捉えると事故や天災で命を落とすことも考えられる。

そうなる前にやりたいことはやり尽くしたい。関係上一番近くにいる家族やSNSで知り合った方達、僕のスプレーアート活動を応援してくれてるファンの方達、今この記事を読んでくれてるあなたには感謝でいっぱいです。

インターネットを通じて自分が繋がりたい、コミュニケーションを取ってみたい、自分の知ってることが誰かの役に立てるように届けたいって気持ちがだんだんと大きくなって発信活動に注力しているわけですが、それが実現できてるこの状況こそが物凄く有り難いんですね。ありがとうございます。

最後に、この目蓋を閉じて行ってきた無人島をスプレーアートで表現してみたので、チェックしてみて下さい。笑

https://youtu.be/13GZ-wy1mCo

また、次回の記事でお会いしましょう!

norimisoがスプレーアートでいつもお世話になっておりますアトムハウスペイントさんの水性スプレーはこちらからスムーズにお買い求めいただけます↓

【公式】アトムハウスペイントオンライン
https://www.atomsupport-direct.com/

トップへ戻る